03.Euro Tour 2002 〜自転車を持ってヨーロッパカジュアルツーリング〜
<旅のいきさつ>
| 7月末の連休どこに行こうか…とゴールデンウィーク明けから考え続け、結局ぎりぎりになって、オランダの友人(フィンランド人)にメール。 「遊びに行っていいかな?」、「いいよ」 ということで、とりあえず、飛行機を。歩く緑の窓口、S山君に聞いてみると、 マレーシア航空なら安い。IACEでヨーロッパ往復9万5千円。おー。マイルもたまる、こりゃ(自粛)。 予約すると、当然マレーシア経由で、「帰りはイギリスからなら取れそうですよ」、「それでいいです」 「イギリスまではどうしますか?」「適当に行きます」「わかりました」 非常に、話のわかる旅行会社でした。格安シートが取れるまで、何度もルートをトライしてくれました。 色々調べると、ちょうどベルギーのクリティカルマスが行われるらしい。メールを送ってみるも返事なし。 とりあえずチャリもって行ってみよう。ということで、2度目の飛行機輪行&バックパックでの旅行となりました。 「ち な み に、今回の任務も、食料、宿泊、移動手段は全て現地調達だ、いいな?スネ〜ック!」 っていう感じで行ってまいりました。(いつまで、バックパッカーやってるんだろ…) |
<旅の日程、リザルト>
| Date | イベント | 場所 | 宿泊 | 備考 |
| 7/24 | 出発 | 名古屋→クアラルンプール | 機内 | マレーシア航空 |
| 7/25 | アムステルダムランナバウト | クアラルンプール→アムステルダム | YH/Hans Brinker Hotel | 空港 => 市内まで自走 |
| 7/26 | ベルギーCriticalmass参加 | アムステルダム→ブリュッセル | Hotel La Madeleine | 電車で輪行、北駅から市内まで自走 |
| 7/27 | 友人にあう、海に行く | ブリュッセル→デンハーグ | 友達の家 | 電車で輪行、4年ぶりの再会 |
| 7/28 | オランダ観光(車) | =>エダム、アムステルダム | ↑ | 自転車全く乗らず |
| 7/29 | デンハーグランナバウトその1 | デンハーグ | ↑ | デジカメ写真消える |
| 7/30 | デンハーグランナバウトその2 | デンハーグ | ↑ | |
| 7/31 | フェリーでロンドンまで移動 | デンハーグ→ロンドン | Huttons Hotel (Victoria) | Stena HSS(フェリー)輪行 |
| 8/1 | ロンドン観光&ミュージカル | ロンドン | ↑ | あえて、UNDERGROUND とタクシーを利用 |
| 8/2 | 飛行機で移動 | ロンドン→クアラルンプール | 機内 | マレーシア航空 |
| 8/3 | クアラルンプール観光&グルメツアー | クアラルンプール→名古屋 | 空港 | 夜1時発 |
| 8/4 | 朝名古屋着 | 名古屋 | 税関で鞄を開けられる | |
| 8/5 | 仕事はじまる… | 眠い |
<フォトレポ>
| アムステルダムからブリュッセルまで輪行。結構込んでいてデッキに座る。入り口にチャリを置いたらその周りにみんな荷物を置き始めた。(上に積むなっちゅーの)横に座ったのはアリゾナ大の大学教授だった。 | ブリュッセル北駅から見える巨大なモニュメント「アトミウム」。途中で降りてちゃりで寄ってみる。万博で造ったそうです。中は博物館と展望台。高いのでかなりブリュッセルを見渡せます。外壁はなんとチタン。 | かなりサイバー度高し!この街の名物になっていて観光客や地元の小学生が見学に来ていました。万博やるなら後にしっかり残るものがいいです。酸性雨でプラスチックの窓が傷んでいるそうです。 | ブリュッセル市内に到着しWebにあった集合場所に行ってみると、クリティカルマスに人が集まっている。感動!ちなみに後ろに見えるのは警察。今回初めて付き添いすることになったそうです。 |
| 参加者は老若男女幅広く、自転車もMTBやママチャリ、折りたたみ、リカンベントなど様々。チャリ好きと言うより環境問題に意識がある人が多かったように感じられました。 | ブリーフィングをするケスチョンさん。フランス語だったんであまり良く分かりませんでしたが下のレジュメにある注意をとコースを説明していたようです。熱心な語り口調でした。 | ついに出発。早速広場前のロータリーを警察が一時的に封鎖してクリティカルマスを通す。常に警察が先回りしてロータリーや主要道路を封鎖してました。 | 警察がこのように動いたことは今回が初めてだそうです。天気は曇りでしたが雨は降らず。 |
| 道路は石畳。砂も結構浮いておりオランダとは違い自転車にはあまり向かない道路環境。道幅は広いが路側帯はなく、坂も急だったりする。雨が降ったら相当怖いと思います。 | 急坂を下る。左のオレンジのジャケットの人は警察。若い女性の自転車の警察官もいました。(かっこいい)みんなベルを鳴らしたり、背中にプラカードをしょったりしてPRしています。 | 途中で警察がマスを止める。証拠を作ってタイーホか?と思いきや、この先は市街地で混みすぎるのでやめてくれとのお願いでした。う〜ん微妙。気遣いありがたいと言えばそうなのですが… | 気を取り直して再出発。途中で大学や省庁によって駐輪場や環境改善の署名を手渡したりしていたようです。 |
| こうやって警察が車を止めています。警察とあってクラクションを鳴らす車はなかったです。 | 封鎖された交差点を左折(日本で言う右折)。止まっている車をすり抜ける時ビラを配る。 | マスの人にいただいた過去の写真。多い時は200人を超えるそうです。 | |
| マスライド終了後はバーで飲み会。写真は夜の8時ですが明るい。10時ごろまで明るいです。 | 質問攻めにあいました。日本ではどうやってる?何人ぐらい?告知は?警察は?どんな組織だ? | ネットと人のつながりを研究している教授が自分の行動を興味深いと言っていた。白ビール最高においしい。 | |
| ベルギーのクリティカルマスのホームページは2004年もメンテナンスされています。フランス語ですがかなりきっちりとレポートがされているようです。ところで、自分が参加した時の写真も載っていました。 http://placeovelo.collectifs.net/Masses/ma020726.htm |
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<クリティカルマスベルギーでの配布物>
| 現地での彼らの活動は非常に具体的で、現実的なものでした。アメリカニューヨークを発祥としたサブカルチャーとしての自然発生的アクションというより、完全にヨーロッパにローカライズされた活動になっていたような印象を受けました。下記に配布物とその主な邦訳を掲載いたします。 (邦訳協力:鈴田壮一郎氏) | |
| ドキュメント | 内容 |
| @フライヤー表 | |
| Aフライヤー裏 | |
| Bチラシ1表 | |
| Cチラシ1裏 | |
| Dチラシ2表裏 | 「トラフィックに流されるな!トラフィックになれ!」 一定の数のサイクリストがグループで通行すると、交通のリズムをアジャストすることができる。 どんな道においても。 この現象が、クリティカルマスと命名された。 |
| Eチラシ3表裏 | 「公道を共に利用している友人たちへ」 今、あなたは「クリティカルマス」に遭遇した。 それは、国境に関係の無いサイクリストの集団で、毎月の活動を通して、公共のスペース(一般的に自動車の交通の利益にのみ専有されている)の適正化を訴えています。少しの間だけ、私たちはトラフィックに対して受身になるのではなく、「私たちが」トラフィックになります。 私たちには自転車で町の中を移動するという恵まれた環境にある。それは、より快適な街や人生作りに、新しい選択肢を開くでしょう。 「クラクションを鳴らす前に覚えておいてください」街の中で自転車が一台増えるということは… ・慢性的な渋滞の中で、車が一台減るということ ・目的地での駐車場のスペースが一台分空くということ ・騒音が減るということ ・大気汚染などの公害が減るということ ・無駄なエネルギー消費が減るということ ・みんなにとって快適な街になるということ 全ては、あなたの利益になります。皆さんの移動を快適にするために、協力してください。特に、あなたの移動の為にも。 このサイクリスト集団に加わってください。 もし、それができなければ、せめて、私たちにもう少し気を使ってください。 ・私たちをあおったり、かすったりしないでください ・自転車環境改善を呼びかけてください ・そして、すでに存在してACTしている私たちを尊敬してください では、良いドライブを! そして、次回は より自由に行きましょう、参加しましょう! |
| Fレジュメ | 集団になると、目立つが、最低限以下のルールは覚えておこう! ・礼儀正しく、たまにカッカしている人がいるが、彼らのゲームに付き合っちゃだめだ ・人や、バス、トラムを邪魔しない ・コンパクトにまとまって、トラフィック全体を邪魔しない(目立つようにね) ・腕章をつけている人の指示に従おう、助けが必要なら彼らに。 普段の活動は、 ・車にビラを配る ・歩行者にビラを配る ・ひどい駐禁車両にはステッカー貼っちゃえ! ・これらは、マスの時だけではなくて、普段もやりましょう 今訴えていることは、 ・駅や、学校、映画館、病院、公共施設における、駐輪場の設置 ・大きな通りでの、自転車専用レーン ・(PRDに謳われている4年に1回ではなくて、2005年までに自転車利用を 10%を到達させる)意味が良く分かりません ・街中のスペースの利用の重み付けの再定義 歩行者、公共交通機関、二輪、そして最後に車 マスライド後にマスに付いてあなたの意見を言う機会があります |
| Gポスター | クリティカルマス:道路を正しくすることができるサイクリスト集団 |