ずーっと決めかねていた新婚旅行。休みの取れる日が決まっていたのだが、旅行代理店のパンフを眺めてもなかなかこれっ!という良いアイデアが浮かばず。。。ふと前から行きたかったアイスランド航空のホームページを見ているととても魅力的なツアーが。マンチェスターからアイスランドのレイキャビクまでなんとダイレクト便があり、日程もうちらが探していた4日程度(値段は2泊分)。この運命的な出会いによって、われらの新婚旅行が決まった。予約のすべてはアイスランド航空のホームページから。ツアーのオプションなども申し込めるが、当日ついた日のホテルまでのバス(深夜に着くので)と翌日のアドベンチャーツアーのみ予約して後は現地の様子で考えようと思った。予約の確認からバウチャーの発行、航空券の印刷などすべてメールベースで、自分で印刷したものを持っていく。Confirmationも何もなくなんとなく不安だったが、実際はよくオーガナイズされているセミパックツアーだった。行き当たりばっ旅の醍醐味であるが、旅行代理店にお任せの日本人観光客には辛いだろう、w 現地ではアイスランド航空のグループ会社のレイキャビクエスカーションがほぼ独占で大きなツアーを運営しており、前日の予約やホテルからの送迎など非常にフレキシブルに対応してくれる。
人によって作られたのではない雄大な自然が最大の観光資産であり、綺麗な水、空気、温かい人、おいしい食事、そしてコンパクトながらスマートな国の姿勢などとても魅力ある国だと思う。北欧の洗練された雰囲気とワイルドでサバイバルな生活、そして欧州には少ないアメリカの文化的な影響など、ありそうでないバランスでミックスされた先進国であった。
一番印象的だったのは氷河。柵も何もないところにあるいていける(いきなり巨大な氷の亀裂があって、数メートル下まで裂けていたりするのだが…)。巨大な雪と氷の塊が山の上のほうまで埋まっているその迫力に圧倒された。と同時に地球温暖化によって、どんどん溶けているのが目に見えるそうだ。毎年数100Mも後退していて、バスの運転手さんによると、氷河を見るたびに旧友がどんどん老けていって老人になってしまったように感じるそうだ。そういう目の前でも氷河は溶けていた。ひょっとしたら地球自体が運転手さんの言う様に老化して死に直面しているかもしれないなんて思ったり。スイスで氷河が溶けてシートで覆うと言うニュースを見たことがあったが、そのことの重要さを肌身で感じた気がする。
温暖化対策として、国策として水素エネルギーの生産に力を入れているそうだ。既に燃料電池車向けの水素ステーションが整備され始め、水素の大量生産がされる数年後には車の大部分が無公害車になるそうだ。人口の少ない小さな島では一人一人がキープレイヤーであり、雪が降らなくなってしまったことや、氷河が溶け続けていることに何かをしなければならないと言う責任と意図が明確なのだろう。
大都市にいると多くのエネルギーを使ってなんでも安易に手に入ると思えるし、人も沢山いて自分だけが努力してもマイノリティーになってしまうあきらめの危険性を、雄大な自然に感動しつつも感じられたなんとも刺激にとんだ新婚旅行であった。 |