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| 2004年3月20日 マンチェスター(6:45) => リバプール(17:00) 天気:曇り時々雨、時々晴れ、強風(向かい風) 気温:10度ぐらい |
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| マンチェスター在住の友人シンゴが来月から自転車でUKを旅をするといい始めた。そこで、彼の買ったばかりの自転車でまずは練習ということで、リバプールまで行ってきました。今回利用したのは、シンゴが探してきたTrans Pennine Trail。鉄道の廃線後や昔の市内を流れる川を埋めた跡地を自転車道や遊歩道に利用する例はよくありますが、Trans Pennine Trail のすごいところはそのスケール。UKを横断していますし、独自のホームページを持っていて利用者に分かりやすいように色々と啓蒙がされています。(走り終わってから知りました…)シンゴが買ってきた5万図には自転車道、歩道、馬用など色分けがされておりとても見やすい地図でした。またこのルートはNational Cycle NetworkというUKを自転車道で一周できるというプロジェクトのルートにもなっているようで、62という番号がついています。National Cycle Networkについては色々調べてみるとかなり面白そうです。壮大なコンセプトから実施計画、一部結果まで出始めています。(そのうちレポします)次回はマンチェスターから逆側のピークディストリクト(下の地図で緑の山岳地帯)を攻めるか! | |
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| Salford (Manchester) => Sale => Altrincham => Warrington => Widnes => Liverpool | |
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シンゴが買ったTrekの721というモデル。今は珍しいクロモリのツーリングモデルです。日本には入っていないモデルかな?値段は199ポンド(4万円)!やすい。確かにパーツでコストダウンはしていますが、クロモリのほぼランドナー完成車が4万円とは。物価の高いイギリスではびっくりモンキーです。まったく。泥除けがプラスチックだったり、ハブがクイックではなかったりとコストダウンで使いにくいところもありますが、入門用としては問題ないでしょう。タイヤは700C。26インチのマウンテンランドナーよりもスマートだし、ストリートバイクとランドナーのいいとこ取りのようなコンセプトが最高です。 |
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スタート地点のSalford。朝7時前スニッカーズをたくさん持って出発。天気は多少の雨が心配だったけど、60キロぐらいなのでゆっくり行っても14時ごろには着くだろうと…このカナルはマンチェスターまで通っているはず。Lowryという劇場があるのですが、そこの展示でカナルの歴史が写真で展示されていました。すごい迫力。昔の人はここまで運河を掘ったんだよなー、そしてここにも蒸気船がいっぱい産業革命でできた品を積んでいたんだよなー。もう少しおくに行くと斜めに並んだ波止場があります。映画タイタニックの出発のときのような活気のある写真がいっぱい展示されていました。今は綺麗なベイエリアのようになっていますが。船はほとんど入ってこないし、たまにボートの練習なんかしてます。 |
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地図に載っているサイクリングコースへの入り口が分からない。川沿いに道が見えるのだが、そこに降りる道がない。すべて高いフェンスで区切られている。30分ほど走り回った挙句ビルの隙間に下に下りる階段を発見。無事に川沿いのトレイルに出る(まるでロールプレイングゲームのダンジョンのようだった、笑)奥に見えるのがマンチェスターユナイテッドのトラフォードスタジアム。このすぐ脇の川沿いを通っていく。カナルに落ちてゲームオーバーにならないように気をつける。途中白鳥の縄張りを抜けるがこの細い通路をどかない白鳥に威嚇されびびる。鴨やら白鳥やらやたら敵が多いあたりまさにロールプレイングさながらの雰囲気…路面は荒れておりスピードが出ず、結構時間がかかる。写真マウスオンでアヒルちゃん出現! |
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いったん運河沿いから離れて内陸の道を行く。このあたりから正式にTrans Pennine Trailとなる。端の向こうから下をくぐってくるのがTrail。ここは馬と自転車と人がシェアをする。馬もよく通るようで糞がいっぱい落ちていた。散歩する人の犬の糞もいっぱい落ちていた。フレッシュなものを踏んでブルーになるが、途中から泥か糞かよく分からなくなり、もうどうでもよくなった。糞まみれ大将軍様のおとーりだいっ! …とやけになってみたり。天気もさえないし、なんか景色もさえないし、途中工事で変に迂回させられたりと時間がたっている割には距離が進まずなーんとなく気分が乗らない。でも進むしかない。10時を回ってもまだManchesterエリアから出られない。 |
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トレイルは一部アスファルトの車道と共有をしながら進む。途中住宅街の空き地みたいなところも進むがそこにも馬の糞が。結構馬に乗っている人もいるのだろうか。トレイルは写真のようなポストや目立つ看板があるので基本的に迷うことはない。管轄をまたいでも同じデザインのロゴが張られているので分かりやすい。ただし、車が入ってこないようにと交差点でぶつからないようにかなりの頻度で柵があり、自転車はぎりぎり走り抜けられない幅でできている。馬用の柵は下に50cmぐらいの井桁がうまっており、自転車で超えるのも無理。このあたりからだんだんと向かい風が強くなってくる。またもや進まない〜 |
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Altrinchamからひたすらまっすぐな道を進む。左手にはDaham公園の広大な芝生が広がっており、犬と散歩に来ている家族などが犬を放し飼いにして思いっきり走らせていた。昔飼っていた犬もこういうところに連れてきてあげたかったなーなんて思っていました。トレイルは馬と人とシェアですが、面白いことにトレイルが6:4に分けられていて、6は馬、4は人と自転車になっていました。景色もよく少し楽しい。が、まだ2/5ほどしか来ていないのに、すでにお尻が痛い…向かい風も強くキビシーという感じですが、だいぶ距離は稼ぎました。写真にマウスオンで左に広がる景色。 |
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Warringtonに入る。日本でもそうですが、行政の管轄が変わると急に道がよくなったり悪くなったりします。Warringtonにはいると急に道の舗装がよくなり、馬は禁止になり、犬の糞を入れるゴミ箱が設置されるようになりました。ひっじょーに快適でうれしい。あたりも高級住宅地といったたたずまいでこんないいところがあるんだーと意外な発見。相変わらず柵は多いですが一気に距離を稼ぐ。ここは地元の人もポイントポイントで利用している様子で、この入り口の右隣には自転車屋さんがありました。パブもありました。アイスクリームありますの看板が立っていたり…誘惑が多いですが時間もないことだし、頑張って進むことに。 |
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ミレニウム・マイルポストというのがたまに見られます。これはNational Cycle Network中に1000本点在しているようで、それぞれに左側の丸い暗号化されたディスクが埋まっています。これの複数枚を紙に鉛筆でコピーして事務局に送ると様々な商品をもらえるおまけツキだそうです。柱はJon Mills氏によるThe Fossil Treeという作品で柱の下から(一番下は三葉虫)虫や木が化石となって石油になってその上に人の骸骨、車の部品、ガソリンメーター(E:エンプティをさしている)があり、長い間かけて作ったガソリンが車によって消費されやがて車もなくなることを意味するそうです。この柱は10万円ぐらいで購入できるそうです。柱の上は方向と隣町までの距離を示しています。 |
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Warringtonを抜けてからは再びドッジーなエリアへ。風が猛烈に吹き荒れる上に人気の少ない工業地帯や悪臭漂う汚水処理場、火力発電所の巨大な煙突などをかすめながらひたすら走る。突風でカナルに落ちそうになる。左に広がる川がだんだん広くなってきた。遠くに見える橋がWidnes。あそこまで行けば街だし温かいご飯でも食べようと頑張る。結局あまり食べるところはなく寂れたパブでビールとクリスプス(ポテトチップ)で我慢する。結局ハーフパイントを2杯飲む。写真にマウスオンでパブから出たときの様子。風で川の水がしぶきとなって雨のように落ちてきます。 |
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Widnesを過ぎてしばらく海岸沿いを進んでからリバプール方面へ北上する。たまってきた疲れとゴールへの希望の狭間の緊張感を楽しむ。景色も緊張感に見合った綺麗なものとなった。雲からさす日の光と時折降り注ぐシャワーが幻想的な雰囲気を作り出す。写真にマウスオンで今回のベストショットBy シンゴです。モデルは私、笑 さらにクリックで別ウィンドウで拡大します。この後内陸に入った後、HaleVilllageあたりは車道と共有。ちょっと走りにくかった唯一のポイント。 |
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ゴールが見えてきた。何とか明るいうちにつけるかも。疲れた体にむちをうって走り続ける。リバプールまでは走りやすい廃線後のサイクリングロード。小高い土を持った上がサイクリングロードとなっているので見晴らしも良く心地よい。鉄橋の上を走っていく。天気も晴れてきたし。ふと見ると脇に土を持って作ったダージャンコースが。思わず跳ねて遊んでみる。疲れているはずなのに…無邪気に遊ぶ自分を見てシンゴが不思議そうに眺めていた、笑 |
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National Cycle Network62番から56番へ折れてリバプール市内へと向かう。車道が前提となるが、左写真の矢印がさすように必ず見やすい位置にサインがついている。サインがないところは柱にステッカーが貼ってある。また、道路上には自転車の白いペイントがしてあるので、車に対しても堂々と主張して走ることができる。信号の右回りも自転車専用の右回りレーンが用意されていた。実際に走ったことある人が作った道だと思った。時には車の少ない裏路地や公園の中を走ったりもするが、おかげで簡単に市内中心部まで到達できた。途中観光客が写真を取っていた。何かと思うとPenny Lane。ビートルズ縁の地とか。そこを気づかずに走ってました、笑 |
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無事に暗くなる前に目的地のリバプールシティセンターに到着!重かったロックで自転車を友人のアパートに止めた後、パブで一杯(というかいっぱい、3杯)のんでから電車で帰る。途中なんだかなぁ〜というところもありましたが、なんか偉大なことを成し遂げた気分。帰りは電車でマンチェスターまで帰る。マンチェスターには二つ駅がありますがすいてる駅のほうに行く車両には自転車置き場があるということでそちらにのりました。二人とも電車の中で爆睡…自転車に鍵もかけずに。マンチェスターについてからは二人とも寝ぼけたままそれぞれの家に最後の一走りして帰りましたとさ。 おしまい、笑 |
以上です。
End of report.