| 2003/9/24 === アメリカ 大量消費社会とエアロバイク | |
| 仕事でアメリカ(とイギリス)に行ってきた。 (現地でのメモからだらだら抜粋) ビッグスケール 島国日本からアメリカに来るといつも思う言葉である。 まず、人間がでかい(縦横に…)。料理も半端じゃない量が出てくる。サラダだけでおなかいっぱいになるが、勢いに任せてメインディッシュも甘いあま〜いデザートも全部食べてみる。(少しずつアメリカ人体系になる)安いしね。量も多いが、何気に味付けもダイナミックでおいしい。結構濃かったりするが、ボリュームのあるお肉などは逆に脂身がすくなく、たくさん食べてもくどくなかったりする。(日本のおいしいお肉は脂身が多いので少しでくどくなる) ここでひとつ有意義な情報をお教えしたい。 *カレースプーンの法則 1990年、K氏によりあみ出される。 小柄な日本人がアメリカに住むと概して5kg-10kg体重が増えることは良く知られている。これはアメリカの空気に体重が増える成分が含まれているのではなく、食べる量が多いからであることが経験によって分っている。土地が広大であらゆるもののメジャーが大きいアメリカでは、お皿やグラスはもとより、スプーンひとつとっても日本にあるものより大きいのであるが、これに現地で気付くことは難しい。 よって、あと一口にしておこう この時点ですでに日本で言うところの食べすぎに値する結果となる。さらに悪いことに、太っても体重の測定方法がポンドだったり、車が大きく太ったことに気付けないことも一層結果を悪くする。 そこでK氏は日本で使っているマイカレースプーンを持参し、一口の違いを理解し食事を取ることを勧めている。 日本での生活を考えると、大量の食事を安価に取ることができる。おなかいっぱいになりつつ、おかわり自由のコーラがとどめなく継ぎ足される食事の席で大量消費社会だなと感じる瞬間である。 車でも… それから、当然だが土地が広い。ちょっとどこかまで移動するというのに、車でフリーウェイをかっ飛ばす。アメ車ははっきり言って内装や造りが安っぽい。プラモデルのような部分があるが、その走りは実はダイナミックである。フリーウェイから降りるコーナーをかなりの速度で降りていく。カーブのRも急である。舗装は日本のように路面の凹凸のあるアスファルトではなく、コンクリートの打ちっぱなしがおおい。フリーウェイの維持費を抑えるため、定期的にひきなおす必要のあるアスファルトではなくメンテ不要のコンクリートなのだそうである。そこを重量級のセダンやトラックが、深いロールをしてターンしていく。そこでは重量とロールと重いタイヤが安心感をもたらす。絶対的なスピードは高性能で軽量の日本車が早いかもしれないが、性能と燃費を意識して軽量化する日本車が心もとなく見える代表的な点である。 また、一時停止から本線への合流でもフルスロットルの加速をする。そのさまは、ピットストップから合流するローリングスタート。ここでもダイナミックな加速が求められる。高回転でのピークパワーより低速域でのビックトルクが好まれる所以であろう。(大排気量NAとOHV、ちなみにスバルレガシィも新型となり2.5Lのエンジンは従来の高回転高出力のDOHCに換えてSOHCを搭載することになった。これはアメリカ市場重視の政策と言われている) ちなみに、特に今回来たニュージャージー州はダウンタウンと呼ばれるエリアがなく、森の中にショッピングセンターや住宅エリアが点在する地域。ニュージャージはニューヨークに隣接する小さな州であるが、一人当たりの車の所有台数は最も高いそうだ。どこに行くにも森を抜けて車で行く社会である。 自転車は…見ない。 町の中の幹線道路は片道3車線のフリーウェイのようになっているので路側帯を走るのは自殺行為である。 重い車ががんがん走っている。燃費悪いだろうになと思いながら。 ここでも、大量消費だなと。 でも、安いんだよね。貨幣価値の差だけではないと思う。 大量のものが安く買える社会なのだと思う。 そういう意味で、大量消費社会だなと。 どこかでそのつけを払ってるんだろうけど。 で、エアロバイク登場。 仕事で出張中は会議で一日座りっぱなし、移動は車か飛行機、夜は食べすぎ。毎日、片道10km自転車で通勤していた私としては、体を動かせない悶絶地獄。 ということで、たまらずホテルにあるエアロバイクをこぐことにした。自転車に乗る環境があった私としては、エアロバイクなんて、ネズミみたい。自転車のって風を切って走るのが一番さ。ふっ とおもっていたが、これはこれで面白い。基準は40分。普段通勤にかかる時間である。といっても片道分であるが。 5分、10分なんだかな〜しょうがないな。テレビを横目でやりながら つまんないな〜なんて。「大量消費のつけを払っている自分。たくさん食べて大量消費をしている自分」ぶつぶつ 15分、急にしんどくなる。エアロバイクはこぎっぱなし!自転車みたいに流す時間がないよな。そうすると40分はしんどいぞ。 20分、25分。汗だらだら。ヤバイ30分にしようかな… 30分、もう少しいけるな、残り5分いや、2分半はスパートしよう。35分、37分、うりゃっ 目は半開きでハンドルを引き抜きそうになりながら、傍から見るとヤヴァイ(by鈴木ムネオ)ほどラリった馬のようにこぐ。 40分、ごーる。 ふぅ、おもろいじゃん。 毎日続けた。朝も早起きしてひと漕ぎした。自転車通勤と同じ同じと思いながら。だんだん負荷を上げ、早くこげるようになる。体も締まる。たくさん食べて、体も締まる。これだ、これならいい生き方だ。 と変に納得し大量消費社会に順応し、変に消費活動をおこなう自分がいた。日本に帰ってきた今でもマジで、エアロバイクほしいです。 (やっぱり自転車ネタで終わるのね、w) |
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| 写真:イギリスマンチェスターのホテルにあるトレーニングルームのエアロバイク。コンピュータつきで、峠やトレイルなどシュミレーションで負荷を自動的に変えてくれる。15段の仮想ギアもありかなり面白い。言うまでもなく、イェス、サイバーです。古い建物に囲まれた中に近代的なジムがあり、見晴らしも良くいい気分。外人が乗った後はすっごい高さにいすがセットされている… | |